床ずれケアのアロマレシピ♪
褥瘡(じょくそう)って言葉、知ってます
漢字を見ただけでも痛そうやな~って感じ
これは、一般的に「床ずれ」と言われている症状を、難しく言った言葉なんです。
介護関連のお仕事をされている方にはおなじみかも知れませんね。
てか、私もつい最近知った言葉なんですけどね~。褥瘡。
今回、身近なところで「床ずれケア」が必要になったこともあり、ナチュラルケアで何とかならんかな~と色々調べて実践してみました…ら、今のところ完治ではないものの、一定の改善がみられたのでブログに書いておこうと思います
まず「床ずれ」になる原因ですが、患者が長期にわたり同じ体勢で寝たきり等になった場合、体と支持面(多くはベッド)との接触局所で血行が不全となって、周辺組織に壊死を起こすもの。(Wikipediaより抜粋)というのが一般的に知られているんですが、それら以外にも内的要因として、高齢や病症の影響で栄養バランスが崩れている場合などでは、たとえ長時間の寝たきりでなくても発症しやすいそうです。
栄養はね~…病気の種類によっては極力避けなければいけない栄養もあったりするので、バランス良く摂るのが難しい方もいますものね。
だから、身の回りのお世話をする方が頑張って「床ずれ予防」をしていても、「床ずれ」になりやすい方はいらっしゃいます。
この「床ずれ」。
外科的には1度~4度までの区分があって、進行してしまうと筋肉や骨の組織まで壊死してしまい、治療もなかなか難しいとのこと。
そこまで酷くなる前に気付いてケアできれば、患者さん本人も介護者さんも、体と心の負担は少なくすみますよね
私がケアしているのは、1~2度の状態。
直径15cm程の紫斑で、表面の手触りはガサガサ。そして酷い痒み。
最初は10cm程ほんのり赤くて痒いという自覚症状があり、きっとムレによるかぶれだろうとの自己申告があったので、「ホワイトクレイを患部にパタパタしてね。」と渡しました。
数日後感想を聞くと、「塗ってしばらくは痒みが治まるから助かっている」とのこと。
だけど…う~ん…何度も痒みがぶり返すのは、改善とは言えない。。
患部を見ると、15cm程の紫斑と無意識に掻いてしまった傷が周囲に少し。
これはクレイパタパタだけでは追いつかんということで、アロマの力も借りることにしました。
選んだ精油はマヌカ(強力な殺菌と、痒みを抑えるため)、エバーラスティング(別名:ヘリクリサム。血液が溜まるのを防ぎ、皮膚の再生を促すため)、サイプレス(体液の循環促進)、ヤロウ(炎症を抑えるため)。
これらを馬油小さじ1に各0.3mlずつ滴下して混ぜ混ぜ。。完成
(注:24%濃度とかなり濃い目です~)
このレシピにする前は、マヌカの代わりにローレルベイ(抗菌)や、ヤロウの代わりにラベンダーアングスティフォリア(抗炎症&痒み)を使いましたが、今のレシピの方が本人も気に入っているようです。
キャリアとして馬油を選んだのは、保湿と、浸透力が高くていつまでもベタベタしないのと、血行促進作用があるらしいので。
しっかり乳化さえできれば、ローズヒップオイルでもセントジョーンズワートオイルでも何でも良いと思います♪
あと、たまにレッドクレイやグリーンクレイで患部のボディパックをしました。
やってる最中は体勢変えにくいのでしょっちゅうはできませんでしたが、このクレイパックのお陰(と思う。)で、色が紫から赤に薄くなった気がします。
痒みから開放されたことで痒傷は無くなり、班も今のところ大きくなっていません。
ガサガサもずいぶんマシになりました。
あとは、患部が長時間圧迫されないように気をつけてもらっています。
1つ難を言えば…痒みという自覚症状が無くなったことでついつい塗るのを忘れるそうで
最近は顔を見るたび「今日塗った」と確認してます(笑)
もしもこのレシピを参考にされる方がいらっしゃいましたら、局所使用とはいえ高濃度なので、低濃度から始めて様子を見てくださいね。
また、すでに進行してジュクジュクしていたり骨まで達している場合などは精油を使わず、お医者さんにご相談くださいね。
今回登場した精油やクレイは、ショップEarth でもお取扱いしてますので、よかったら覗いてみてください
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