抜け毛白髪予防に期待!頭皮用アロマジェルパックのレシピ

昨日は、急きょ講座日の変更があり時間が空いたので、久しぶりにアロマクラフトを作ってみました。

既存のレシピじゃなく、実験的に組み立てたレシピ。
資料引っ張り出して…嗅いで…あれこれ考えながら精油をチョイスしていくのは楽しいですね♪たまにやると(笑)

何を作ったのかというと、タイトルどおり『抜け毛白髪予防に期待!頭皮用アロマジェルパック』です。

初めて精油に触れた10代後半の頃には考えられないクラフト内容。。ww
年齢を重ねるにつれ、やっぱり作る内容も変わりますね~

昨夜「こんなの作ったよ~」とSNSにアップしましたら、レシピが知りたいとのコメントもありましたので書いていきますね

まずは使用した精油の簡単な説明を

抜け毛・白髪予防を期待できる精油5選

レモングラス

血管拡張作用、収れん作用、主成分のシトラールによる男性ホルモン抑制作用により、栄養を届けやすくなり毛穴を引き締め毛根が抜けにくく、生え際や頭頂部の抜け毛・白髪を抑制することが期待できる。

ローズマリーCT3ベルベノン

抗酸化作用や抗炎症作用が非常に高く、収れん作用や血行促進、成長細胞促進作用、抗真菌など、詰まった油分・炎症を起こした頭皮・過剰に繁殖した真菌を鎮めながら毛母細胞を成長させ、栄養を行き渡らせることが期待できる。

クラリセージ

ホルモンバランスを正常にする働きとリラックス作用、収れん作用により、男性型女性型どちらの抜け毛抑制も対応し、ストレスの緩和にも期待できる。

ラベンダー

皮脂分泌調整、血行促進、抗菌、リラックス作用により、乾燥・脂っぽい双方の頭皮環境や常在菌バランスを整え、栄養を行き渡らせることが期待できる。

シダーウッドアトラス(マツ科)

収れん作用、殺菌、殺真菌、皮膚軟化作用、抗掻痒作用により、毛穴引き締めで抜けにくくなり、過剰な菌・真菌を除去することで炎症や痒みを防ぎ、柔らかい頭皮に栄養を届けやすくすることが期待できる。

他にもたくさん、古来より髪に良いと言われている精油はありますが、香りの好みから今回はこの5種類の精油をピックアップしてみました。

抜け毛・白髪の原因は複雑で様々ですが、ひとまず一般的に言われている『男性型・女性型・円形型』に何かしら好影響を与えてくれそうな精油たちを選んでみました。

使用した精油と基材、レシピ

レモングラスーーーー2d
ローズマリーCT3ーー6d
クラリセージーーーー6d
ラベンダーーーーーー7d
シダーウッドアトラス(マツ科)ー9d
ミネラルジェルーーー20ml
ホホバオイルーーーー7ml
精製水ーーーーーーー10ml
※全量50ml(3%濃度)

1、計量容器にホホバオイルを入れ、精油を滴下し混ぜて希釈します。
2、ミネラルジェルを半量ずつ入れ、ひたすら混ぜます。
3、しっかり乳化したら、精製水を少しずつ入れながらしっかり混ぜます。
4、容器に移し替えたら出来上がり♪

容器は精油を入れても大丈夫な材質のものなら何でもOKですが、私は↓このようなチューブ容器に入れました。

髪をかき分けながら頭皮に塗布していくので、手に取りながらよりも直接塗布の方が使い勝手が良さそうです。
本当は口が尖がったコーン型のボトルの方が使いやすいんですが、昨日は手元に無かったからコレで♪

ジェルを入れた時や水を入れた時、一瞬分離したようになりますが、混ぜてるとちゃんと安定してきますので大丈夫です。
ただし、水よりもミネラルジェルを先に入れること!
ミネラルジェルは水分ベースですが、緩い乳化力があるのである程度のオイル分を混ぜ込む事ができます。
その力を利用するクラフトなので、「オイルと水」の間に「ジェル」という橋(乳化の力)を架けるため、順番が大事になってきます。

オイルは今回、未精製ホホバオイルを使用しましたが、好みのものなら何でも良いです。髪に良いと古くから言われているカメリアオイルや、ローズヒップオイルを加えても良いかと思います。

ジェルの種類は様々で、テクスチャも乳化力もそれぞれ違います。
(柔らかいアロエジェルや、キサンタンガム・ヒアルロン酸原末のようなジェルの素など)
今回のレシピの量はミネラルジェルを基にしているので、それ以外のお持ちのジェルを使う場合は、乳化力やテクスチャといった特徴を考慮しながら、順番や量を適宜変えてくださいね。

オイルとジェルの役割

精油を希釈したオイルは、皮膚との親和性が高いため精油の浸透率をアップさせます。
が、精油そのものの揮発する分もかなり多く、浸透する量よりも空気中に蒸散される量が圧倒的に多くなります。

ミネラルジェルは、空気に触れた表面が固化するという特徴を持っています。
そのため、固化面と皮膚の間にあるジェルの水分や精油は空気中に蒸散しにくくなり、よりたくさんの精油成分を皮膚上にとどめることが出来ます。
ただし、皮膚への浸透率はオイルに比べ格段に低くなります。

今回のクラフトは、塗りやすさという面だけではなく、上記に挙げたオイルとミネラルジェル双方のメリットからちょっとずつチカラを分けてもらい、より効率的な精油の使い方を意識して作成したものになります。
(よくある頭皮マッサージ用アロマオイルの使用感が苦手…という個人的理由も加味(笑))

アロマ頭皮ジェルの使い方

乾いた髪の状態で、髪をかき分けながらジェルを頭皮に塗布していきます。
ある程度塗り終えたら、両手指でやさしく頭皮を揉みながら全体に行き渡らせます。
心地良いと思える範囲で、ツボを押したり全体を揉みこんだりと楽しんでくださいね。
ぼちぼち頭皮に乾燥感が感じられたら、洗い流します。
オイル分が気になるようでしたら、軽くシャンプーしてくださいね。

蒸しタオルで巻いたり、ヘッドキャップを被ったり、お風呂の中でする場合は、湿度の影響で、ジェルのメリットは「塗りやすさ」「保水力」くらいで固化作用は落ちますが、頭皮の毛穴が開くことで精油の浸透率はカバーできますし、より長い時間頭皮パックを楽しむことが出来ますので、その時その時の環境や状況で出来る範囲で楽しんでください♪

オマケ
このアロマクラフト、入れる精油によって、例えばお子さんがプールでシラミが移った!とか頭皮焼けた!とかにも使えます。
あと、ちょっとしたアホ毛を抑える整髪料としてもGood!←実証済み(笑)

※抜け毛・白髪と言っても様々な原因があり、精油は望める作用も望まない禁忌もあります。
アロマのお勉強がまだの方はEarth又はお近くのアロマセラピストさんまでご相談頂く事をオススメします😊

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